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zoom RSS 熊本地震 報道への疑問・質問 ライブで備忘録

<<   作成日時 : 2016/04/17 22:19   >>

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●NHKがしきりに阿蘇噴火と地震との関連を聞くのが不安をあおっている

 NHKとしては、視聴者の疑問に答えようということかもしれないが、なんとも短絡的な質問に見える。もちろん、あえて視聴者の短絡的疑問を払しょくするために聞いているという意味もあるだろうが、聞けば聞く程結局「そうは言っても関係してるだろ」という思いが残ってしまう。専門家も、地震によって噴火するしないを明確に答えられるわけではないので「すぐに噴火するわけではないが、無関係ということでもないので注意していく必要がある」と言う様なあやふやな答えしかできないことが、視聴者に要らぬ心配を定着させてしまっている。
 昨日は、1時間ごとに解説者が出てきて同じことを繰り返していたが、関係ないならあえて取り上げる事を止めるべきではないだろうか。

 また、震源地が「阿蘇」となった震度6強地震もあったが、それは阿蘇火山に震源があるのではなく、広い阿蘇地域の火口からは遠く離れたところにある震源なので、その場合誤解を避けるためにも細かい自治体名や地点と「火山地域とは離れた」という言葉を添えるべきではないだろうか。また、火山性地震は発生していないなどの言葉も必要。

●別府島原地溝帯のNHKの図はおかしい

 実は、別府島原地溝帯という言葉を初めて知りました。
 今回の熊本地震の説明に、この言葉はよくつかわれています。つまり、九州の中央部に南北に引き裂く力がかかり、その為そこが溝のようになるという事のようですが、現実には多くの火山があり低地と言うわけではなく、アフリカの地溝帯のようにはなっていない訳ですが、それは阿蘇火山が大量の溶岩を噴出したことによるのでしょう。

 で、NHKにも何度も図を掲げて説明するのですが、それが次の図です。
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 次に地質関連の京大・九大の文献で見つけた図です
画像


 この比較で分かるのは、NHKの図では、別府島原といいながら島原にかかっていないのです。どうも、日奈久断層に話を合わせたいという考えが絵をゆがませたようです。私もこの図だけを見せられたので、島原はどこ行ったの?と思って他の文献を調べたら、ちゃんと島原を含む絵があり、多分これが事実なのだろう。これは早速NHKに教えてやろう。

●72時間の壁を使うTBS。NHKは使っていないようだ。

 相変らず72時間の壁を使うマスコミ。ウィキペディアにデータ含め出てるから自分で見て見りゃいいのに。マスコミがいかに文系かを端的に示すものだ。

 簡単言うと、72時間になにも意味はない。時間毎の救出と生存のデータは存在しないと言っていい。しいて言えば、日数でのデータがある。72時間はつまり3日と言う意味である。しかし、3日=72時間ではない。全く意味がない。「事故発生から4日目以降生存する確率は低くなる」とはいえるだろうが、それは、日にちがたてばたつほど低くなるという意味でしかない。3日目と4日目に大きな差があるかと言えば、生存し難くなるという以外何の事実もない。

 意味があるとすれば、

『災害発生から、大規模な救援体制が整うのに3日かかるので3日間生き伸びる水と食料を準備する』
 ということだろう。しかし、救助が3日以内なら生存し4日目ではだめ、なんていうことは100%ない。

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